2009年9月16日水曜日

おさな星のうたたねまで、あと10日

おさな星のうたたね」のチケット集計をして・・・愕然!
今日現在の購入者、招待者、合わせて200人。
このままでは半分以上が空席です。
私たちのカリスマから「これでは折角取り組んでも取り組んだこと自体を後悔するよ。後10日、とにかく誘って席を埋めましょう。」と喝を入れていただき、しつこい様ですがまたまたご紹介します。

児童劇は児童のためと皆さん思っていらっしゃいますが、大人がその良さを理解しなければ子どもたちに与えません。
子どもと親がマスコミの情報に大きく影響され、良いものの価値が理解されないのが現実。
テレビのキャラクターやゲームって結局は子どもを標的にどこかで誰かが儲けるためのものが多いのに比べて、こういった演目の知名度の低い子ども向けのお芝居はまずやっている人の想いや理想が基本。
合わせて新型インフルエンザで外出や人ごみは要注意と学校から毎日お知らせが来るとか。

とにかく、茅野市民館の公演は劇団の皆さんも大きく期待しています。
演出、美術、音楽、制作のスタッフがわざわざ見に来ます。
お芝居終了直後、ステージ前で行う予定の事後交流会には、そんな皆さんも加わってより素敵な裏話も聞けそうです。
公演は、9月26日(土)午後4時から、茅野市民館マルチホール
入場料は前売りで、大人2,000円 こども1,500円

是非、子どもたちだけでなく、大勢の皆さんと楽しみたいと思います。

以下にチラシに載っていた原作者の言葉と劇団の方の感想を紹介します。

地球の子のあなたへ
原作者:わたりむつこさんから(原作:まわれ青いまほう玉)
むかし、人は国の中で場所取りの戦いをしていました。
すこしたつと、こんどは国と国が争うようになりました。
やがて、それがどんなに無駄でおろかなことか、そして世界が平和であることがどんなに大切かを沢山の経験を通して、人々はやっと気づくようになりました。

でも、これからのみなさんの時代は、もっともっと大きな世界、私たちが住んでいるこの地球のことを考えなければなりません。
なぜって、私たちみんな地球の子だからです。

春には地面から若葉が芽吹き花が咲き、夏は木の葉が繁って大地に木陰をつくり、秋には木の実がなり葉が色づいて落ち葉は地面に帰り、冬は雪と氷が大地に布団をかけて休ませる、その変化する自然の中で私たちはひとりひとり命をもらっているのです。
無限の宇宙の中で、地球という不思議な魔法玉は、様々な美しい色を見せながら、太陽のまわりを、くるくるとまわり続けています。
とてもちっぽけだけど、とても美しい星、地球は暖かなお母さんのふところのようです。
ふところの中で私たちは安心してケンカしたり、泣いたり、笑ったりしているのです。

そんなふうに、この物語「おさな星のうたたね」の主人公、うたたねにとってもおさな星は、やっぱりおかあさんのふところのようなとても大切な星でした。
そのおさな星が氷につつまれそうになって・・・。

いつもいねむりばかりしているような目立たない普通の男の子がどうして大きな力を発揮できたか、そしてどうやってこのおさな星を救ったのでしょう。
その答えは、この劇を見て、どうかあなた自身で見つけてください。
うたたねは、だれでもない、あなたなのですから。

未来に生きるあなたの心にいつまでも美しい魔法玉がまわり続けますように

風の子秋田の方の感想から
芝居は「生き物」「生もの」を実感した舞台でした。
特に私が惹きつけられた場面は、3つの子守唄が呼応しあう場面。
呼応し合うは、ちょっと違うかな?「重なり合う」ウンこれだ!これが良いかも知れません。宇宙を代表する“うたたね” “かがやき” “ひょうひょう”この3人の子どもたちが私、僕の歌を重ね合わせた時に、宇宙が在るべき姿を取り戻す そんなドラマです。

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