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2010年5月4日火曜日

前宮へ

建て御柱から一晩、前宮は既に片付けも終わってお参りに訪れたみなさんを迎えていました。
本宮に足を伸ばすと、ものすごい人。
本宮一の建て御柱。
守屋山に登って本宮四の建て御柱。
ご神体の山にはいろいろな草花が咲いていました。
山吹草
仙洞草
三輪草

2010年5月3日月曜日

上社里曳き2日目(建て御柱)

前宮二は、社の手前左側。
まずは、建てる位置まで曳き付けました。
建て御柱の作業で欠かせないのがこの道具「かぐらさん」とか「かぐら」又は「車地」といいます。
原泉野ではこれを二台使って二方向からのワイヤーロープを巻き取りながら建てて行きます。
原村の大工さんがいろいろな地区のものを見せていただき、手作りした、ケヤキ製。
四人掛かりで、一週間を掛けて、先週完成したばかりだとか。
御柱は、メドデコを付けていた穴の手前まで斧で落とし、先を三角錐の様に落として行く、これが「冠落とし」です。
大工さん方が交代しながら、丁寧な作業です。
仕上げは「ちょうな」を使います。
出来上がり。
既に掘っておいた穴に引きつけ、方向を定めます。
御柱は引きつけた面をご神体の守屋山に見せる様に建てます。
ちゃんと山から曳いて来た事を神様に見てもらうためだとか。
これも伝統の「七五三巻き」木に7回巻いて下で五回ひねって上で三回ひねると、建て御柱の作業中はほどけにくく、終わると地上から簡単にほどけるんだそうです。
四方に伸ばしたロープで角度をとりながら、二台の車地でワイヤーを巻き、木遣りとラッバ隊の演奏で心を合わせ、大勢のみなさんの力で建て御柱が行われました。

作業やしきたりは多くの方が、お年寄りや親から伝え聞いた事だそうです。
伝統を受け継ぎ、誰もが役割を持ち、地域が本当にひとつになって、協力一致と、感謝で幕を下ろした御柱でした。

2010年5月2日日曜日

上社里曳き1日目

朝8時30分、御柱屋敷は人で埋め尽くされていました。
たぶんこの辺りに有るはずの御柱は隠れて見えません。
本宮の御柱が一から順次御柱屋敷を出発し空間が出きるどころではなく、人はどんどん増えていました。
昼近くなってやっと前宮二の御柱も準備が始まりました。曵き綱とメドデコを取付けます。
メドデコを付けるのに使ったのは手作りのムカデという道具。
五、六人の力をいっぺんに出せる “かけや” の様な役目のもの。午後1時、神事を終え、御柱屋敷を出ればすぐに「安国寺」の信号です。
前宮までの距離はおよそ1.3km、前宮に着いたのは午後4時30分。
うまく方向が変えられず手間取っていたら後ろの柱のみなさんがやってきました。
“突っかけに来た” って言うんですが「さっさと進め」とけんかを売られている様なもの。
お宮に入るとまずひとつ目の鳥居、そこから二つ目の鳥居までは石段です。
石段を過ぎたところで少しバランスを崩しましたが、ケガ人も無く本殿の横へ曳きつけて本日終了。
明日はいよいよ最終日、建て御柱です。

2010年4月4日日曜日

上社 山出し3日目

3日目は、延期になった川越し。
朝早くから、川の堤防でメドデコを取り付け、準備します。
川は、柱が通る深い部分は1m以上、ほかは膝上くらいの水位。
旗が渡って、綱が渡って、御柱が渡ります。
この川で山出しの汚れを落とし、御柱を清めます。
川の堤防を御柱のはなでえぐった後。
堤防の下はすぐ御柱屋敷。
ここで、ほかの7本の柱と一緒に1ヶ月後の里曵きを待ちます。

2010年4月3日土曜日

上社 山出し2日目

御柱2日目は、お仕事で参加。朝、綱渡りの前、曳行の準備。
進行方向へ向かって右側が泉野、左側を原村が担当します。
2日目は中部地区が元綱を担当。
木落しでは、傾くこと無く滑る様に美しく坂を下りました。

本日中に川越しまで行う予定でしたが、前の柱の遅れも有って、明日に延期となりました。

2010年4月2日金曜日

上社 山出し初日

実家が御柱街道沿いのため、お昼のお客様を迎えるお手伝いに。

天気も悪く、どのくらいの皆さんが来て下さるか予想も出来ない御柱のお客様達。

大勢で来てくださった子ども木遣り隊の皆さんに「木遣り」を鳴いてもらいました。
従兄弟のご主人にも「木遣り」を、
子ども達は踊りも見せてくれました。
途中画面が、少しの間縦になりますが、ご了承ください。

7年に一度の「客寄り」、親族やお友達、その知り合いの方など大勢が集まります。

2010年3月21日日曜日

御柱引き綱

御柱の引き綱の為、各戸十ヒロを納めた“根藤”全部で4本の綱が縒られました。
2本は原村役場前で、1本はJA原村支所前で、毎日乾かない様に水を打たれながら、出番を待ちます。
1本は諏訪大社に納められたそうです。

2010年3月18日木曜日

おんべ

今日、御柱の“おんべ”がお守りとともに、地区から配られました。御柱祭に持参する、棒の先に房のついたもの、それがおんべです。
つまり、一種の御幣といえます。

配られたおんべは、たぶん地区の工務店や大工さんなどの職人さん手作り。

おんべにもいろいろ合って、木遣り衆の持つものは、房の上に諏訪大社の御札を備えた最も立派な大おんべで、その房の長さは1.4メートルもあり、着色はされていません。
また御柱の上に乗る若い衆は、房だけで、主に黄色に着色されたもの。
配られたのは、曳き子の持つもの。

上社の御柱は、メドデコに乗った若者がおんべを振って、美しく、勇壮に見せるのが特徴です。

2010年3月15日月曜日

御柱日程と、交通情報

ちょっと見にくいでしょうが、“上社 御柱祭”の交通情報です。こちらは、上社 山出しの曳行日程。
あくまでも目安でしょう。
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