2009年6月3日水曜日

灯りを消して「星降る里」で

スターウィークをご存知ですか?
星の降る里原村ではこのスターウィークに絡めてサマーホリディin原村星まつりを開催しています。
今日そんな話題を信州自治という雑誌に投稿しましたのでここでも紹介します。
 
灯りを消して「星降る里」で
 スター・ウィークをご存知でしょうか。全国的に天候が安定する8月1日~7日「子どもから大人まで幅広く星空に親しんでもらおう」という想いで始めたキャンペーンで、全国の有志で構成される実行委員会が1995年から始めたものです。
 スター・ウィークを中心とした夏休み中の天文イベントとして、原村では8月7日~9日「第十六回サマーホリディ in 原村星まつり」が行われます。夜間は外出しにくい子どもたちの星空を眺める機会とし、広い意味での理科教育、生涯学習の一環、親子の触れあう機会としても意義あるものでしょう。この期間「星空を守る会」を中心に消灯運動にも取り組みます。
 原村から眺める星の美しさに魅了された二人が「原村星まつり」で出会い「アクアマリン」というグループが生まれました。アクアマリンの作ったスターウィークのテーマ曲『COSMOS(コスモス)』は合唱曲として全国の小中学校で歌われています。
 そんなアクアマリンが、初めて原村を訪れたときの夕焼けの美しさや、夜の帳とともに広がる無限の宇宙、あふれる命を歌った曲『星降る里』を原村へ贈っていただきました。現在原小学校の子どもたちは、合唱曲『COSMOS』とともに、合唱曲に編曲した『星降る里』を全校合唱曲として歌い続けています。(昨年小学生の合唱曲をCDにしました。)
 7月2日には原小学校へアクアマリンが訪れ「星の降る里コンサート」を開きます。時間は午前10時50分~12時15分、入場無料ですので地域のみなさま他、大勢の皆様に参加いただければ幸いです。このコンサートでアクアマリンと共に星空の美しさを歌い、改めて原村のすばらしい星空や自然環境に感動し、原村を見直すことと思います。コンサートをきっかけに、自然環境の保護や美しい星空を見あげる気運の醸成、消灯運動にも結び付け、地球温暖化防止活動に繋げていければと想います。
 平成20
年2月に策定した「原村地域省エネルギービジョン」では村の省エネ活動のキャッチフレーズを“灯りを消して「星降る里」で”として光害(街明かりの影響)の少ない村が、より美しい星空のすばらしさをみなさまと共に楽しめる村を目指します。
 
 この原村で人々が夜空を見上げ、宇宙の中の地球、様々な命、人間の存在に思いを馳せ、それぞれが自分なりの発見や気づきの機会になれば幸せですね。

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