2009年4月3日金曜日

セロリ定植

原村は冷涼な気候からセロリ栽培の適地。
夏場の出荷量日本一を誇ります。
原村でのセロリ栽培の始まりは昭和25年頃で、昭和57年にはそれまで農業生産額1位の米を抜いてセロリが1位となりました。

既に生産農家ではビニールハウスへの定植が始まっています。
この時期に植えると、7月上旬頃出荷されるそうです。
セロリは種まきから収穫までおよそ半年。
植える苗のほとんどはJAの施設で育苗されたものです。
種もJAでしか購入できず、販売もJA以外へは許されていません。

大量の水と、化学肥料、頻繁な消毒といった作業を経て収穫に至ります。
セロリは原村の農業の稼ぎ頭ですが、連作障害も問題となっているようです。
村内での消費もJAへしか販売できないことからなかなか進ま無いのが現状です。
なるべく地域で消費できる作物を生産する、そんな農業の仕組みが確立できれば、セロリに頼らずも農業は原村の基軸産業になるのでは。

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